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[ コラム ]

子育て世代の家づくりに大切なこと/大分

小さなお子様を育てるご家庭には、これから様々なライフステージが待っています。そのたびに家を変えることはできませんよね。お子様の成長や家族の変化に寄り添える家づくりをするためには、何に気を付ければ良いでしょうか? 特に大切にするべきことを以下にいくつかまとめてみました。

 

 

◆柔軟性のある間取り

子育て中のご家庭には様々な変化が予想されます。例えばお子様が増えたり、習い事を始めたり。家を出て一人暮らしを始めることもあるでしょうし、もう少し先の将来では、ご両親の介護が必要になってくるかもしれません。

兄弟が小さいときは同じ部屋で良くても、大きくなれば一人部屋が欲しくなるものです。その時に、部屋を新しく一つ作るのは大変です。初めから2部屋作っておくか、あるいは、間仕切りを設置することで2部屋に分けられるような間取りにしておくことも一つの方法でしょう。そのためには、窓や空調、ドアの位置などを考慮しなくてはいけません。

将来的に二部屋にできるよう、ドアを二つ設けた間取り。

クローゼットも二つ配置。

(間取り例)

 

また、リビングスペースにゆとりがあれば、お子様の習い事や学校の宿題を見守ることもできます。お子様が学校に行っている間や大きくなってからは、ご両親のワーキングスペースとしても活用できるでしょう。

 

 

リビング横のワーキングスペース

 

 

バリアフリーに気を遣っておくことも大切です。段差の少ない導線にすることで、遊びに来たおじいちゃんおばあちゃんにも優しいですし、お子様の転倒やケガを防ぐことにもつながります。将来的に、廊下やトイレに手すりを設置できるような余裕を持たせておくことも重要かもしれません。

 

 

◆安心して遊べる場所

家の中でもお庭でも元気いっぱいに遊びまわるお子様は、ちょっとした段差や、背伸びをして届いてしまう棚など、大人が気付かないところでケガをしてしまう可能性があります。家事をしながらでもお子様を見守れるような見通しの良い間取りや、つまづく段差を作らないこと、インテリアの位置などに注意する必要があります。

 

 

 

また、転んでも痛くない柔らかい畳スペースを設けたり、キッチンやお風呂場など危ない場所には子供用の柵を設置したりすることもできるでしょう。

 

 

 

◆学校区の確認

公立の小学校・中学校はお住まいの住所によって決まります。通わせたい学校が決まっている場合は、まず学校区の確認が必要です。徒歩や自転車通学であれば、学校までの距離や道路の状況、大通りを通る必要があるかどうかなども考慮するポイントになります。バスや電車などの公共交通機関が充実している場所であれば、遠い高校に通うことになっても安心です。

また、ICに近い場所を希望される方もいます。お仕事の都合で県内の転勤があるご家族や、よく旅行にいく、遠方の親戚に会いに行くようなご家庭であれば重要な要素かもしれません。

 

 

◆収納スペースの確保

お子様が成長するにつれて、お家の中に物が増えていくと思います。例えば習い事や部活を始めれば、それぞれの道具が必要ですよね。お庭やお家の中に練習スペースが欲しいと言われるかもしれません。運動部であれば、洗濯物の量が増えることもあるでしょう。お子様だけではなく、お父さんお母さんも何かの趣味に目覚めるかも……。

 

 

十分にゆとりのある収納スペースを確保できれば、増えた物や衣服をしまうことも、お家やお庭を片付けてちょっとしたスペースを捻出することもできるかもしれません。また、充実した収納はお家の中をすっきりとした快適な状態に保ってくれます。急なご来客があった場合にも、一時的に物を収納できるスペースがあると便利です。

 

 

 

◆省エネ対策

ランニングコストはかかりますが、お家のエネルギー効率を高めることは将来的な節約と、日々の快適さにもつながります。例えば断熱性能の高いお家では、冷暖房がより効率よく働きます。外の気温に影響されにくい室内は空調設備で冷やしやすく、温めやすいため、冷暖房の稼働が少なく済みます。断熱性能の高い窓の近くでは快適な温度で日向ぼっこができるでしょう。また、オール電化にしたり太陽光発電を設置することで、電気代の節約とともに、地球の環境に優しい暮らしを送ることができます。

 

 

◆住みやすい地域を選ぶ

近くに公園などお子様の遊び場があったり、日用品がそろうスーパーやコンビニ、ドラッグストアがあると子育てがしやすくなります。また、周辺に住んでいる人たちが同年代であれば、地域コミュニティに馴染みやすいでしょう。

 

 

理想のお家は、お施主様のライフプランによって様々です。もちろん、考え始めればたくさんの希望が出てくることと思います。それらを予算内で最大限に叶えることが最も重要でしょう。

実現に向けて、まずは信頼できる建設会社・ハウスメーカーを見つけて、専門のスタッフに相談することをおすすめします。

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